お客さまをお迎えする宴席に歌舞音曲はつきものですが、日本では芸妓(関東では芸者)と呼ばれる女性の芸能者が広く活躍、そうした芸能を披露、継承してきました。芸妓の披露する芸能は幅広く、舞踊・唄・三味線・鳴り物など多岐にわたります。そうした中からお座敷独特の芸能が生まれてきました。
宴席の行われる料理屋やお茶屋の座敷へ上がれば、それだけでも「お座敷あそび」となりますが、俗にいう、いわゆる「お座敷あそび」は、座敷へ芸妓を呼んで歌舞音曲やゲームを楽しむもので、さまざまな「あそび」が伝えられています。
<大阪との関わり> 江戸時代に公許の色街が設けられて以来、大阪では4つの花街が主に賑わい栄えてきました。北新地・南地・新町・堀江です。時勢もあり現在では北新地と南地に残るばかりとなりましたが、伝統を今に継承しております。
大阪の神社の祭礼には、今宮戎神社の十日戎や住吉大社の御田植など、芸妓の関わるものも多く、広く親しまれていたことがうかがえます。